2017年3月1日水曜日

鹿児島県 南大隅町佐多間泊港 クズレのクロ釣り










 投稿者名 朝倉 洋明さん
 お住まい 鹿児島県
 天候 くもり のち 晴れ
 日時 平成29年02月12日(日)
 釣り場 鹿児島県南大隅佐多 間泊港 クズレ  
 釣り方 フカセ釣り
  魚種 クロ30cm~50cm 
 使用したハリ 勝負早掛け6号~5号 グレトーナメント5号(車田君)




  2月に入り、釣行計画を釣友と立てて、連休の2月11日に決めたが、
天気予報は週末に今年最大級の寒冷前線が南下すると聞き、
テンションが下がる。
    
鹿児島県の薩摩地方も雪が積もり、私が住む大隅半島も、
山間部では雪が積もり平地では微かに雪を見ることが出来た。

      
釣行2日前に渡船に電話を入れると、11日は時化るし、
道路の凍結が心配で船は出せないが。翌日はOK。
                
当日の朝、釣友の車田さんと間泊港へ。
午前6時になると今回お世話になる渡船(若吉丸)が出船した。
次々と釣り客を降ろし 最後に私たちの名前を呼ばれ、磯を見ながら
船を走らせ佐多辺塚魚港近くのクヌギ瀬に上礁した。

       
まず、最初にマキエサ作りに入り、
生オキアミ1角に、集魚材1袋にパン粉1Kgを混ぜて、
軽めのマキエサをつくる。次に仕掛けを準備する、
魚の居る棚が分からないので、釣研のウキフローズの01号を使用し、
ハリはキンリュウの勝負グレ早掛けの6号を使い(最近お気に入り)、
上から底まで探れる全遊動仕掛けを作る。


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まず、最初は船着けの裏側に陣取りマキエサを撒き、
仕掛けを磯際から上から下まで探るが、反応がない。
下げ潮が動き出すと、潮が当て潮に変わると釣りづらくなり。
 
 
釣座を船付けに移動して一投目、30cmオーバーのクチブト君、
取り合えずボウズは逃れた。マキエサが効きだすと、
エサ取りのチョウチョウが一面に湧き、一投ごと掛ってくるし、
おまけに北西風が強く釣りづらい。釣座を表と裏を行ったり来たり
繰り返し段々とテンションが下がり諦めムード。



     
時間も1時が廻りエサ取りの少ない
船付けの裏で勝負を決めることに、ここで粘ることと決めた。

    
瀬際に大量のマキエサを撒き、瀬際から仕掛けを流すと
足裏のオナガがアタリ出した。
「これは、いけるんじゃない」
と思った瞬間 同じように流した仕掛けのウキが一瞬に消え
アワセを入れると道糸がタカギレを起こした


「これは、デカイ」
でもクロじゃなく、サンノジのデカバンかも。


仕掛けを作りなおし
ハリだけワンサイズ下の勝負グレ早掛けの5号に変えて
仕掛けを10m先に入れると風が一瞬収まり仕掛けも沖側に流れると、
横で竿を出していた車田君が
「ヨッシャー・来た、デカイ」


慎重にやり取りをして浮かしたクロは、
見るからに50cmオーバー、慎重にタモ網に収めた。



「車田君、おめでとう、よかった」
自分も責めて40cmオーバーがほしいと思って、
同じポイントに仕掛けを入れると、仕掛けが馴染むと
ウキがシモリ始めラインを張りながら竿先を見ていると、
ラインの角度が変わった瞬間竿先がツッツッと動きラインが指を弾いた
「ヨッシャー・来た・俺にも来た」


リールのベールを戻し竿は大きく曲がり心地よい引き、
竿は叩かずクロの予感、魚は沈みの際へ走るので、
竿のためを生かして魚を浮かしに掛るとブルーの魚体が確認とれ、
テンションが上がる、瀬際の突っ込みを交わし
慎重にタモ網に収めたのは40cmオーバーのクロで、
思わずガッツポーズが飛び出した。



「やったー」
後ろで見ていた車田君「良かったなー朝倉君」ありがたいお言葉。
タモに収まったクロを見ると上あごにガッリ勝負早掛けが掛りしていた。
さすがお気に入りのハリだ。二人ともサイズを計ると、
車田君50cmピッタリ、私47cm。
時間が無いので、すぐさま釣座にもどり仕掛けを入れると
正面より強い風が吹き、潮と同じ方向に流れなくなり、
アタリも無くなり午後2時過ぎ納竿とした。 



勝負は、風と潮が沖方向に流れた10分間だけ。

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