2017年5月10日水曜日

山口県岩国市 木工団地波止のフカセ釣り







 投稿者名 大野純子さん
 お住まい 広島県
 天候 晴れ
 日時 平成29年4月29日(土)
 釣り場 山口県岩国市 木工団地波止
 釣り方 フカセ釣り
 魚種 石鯛・黒鯛
 使用したハリ ネリエ&コーン1号・SSチヌ1号


前回、ちょっとした練習で、大野町の上の浜漁港でチヌが4枚釣れたので、
あたり自体はそんなに多くはなかったけど、冬・春の激渋シーズンは
そろそろ終わりに近づいているんかな...と思い、
今回の釣り場は以前行った時に渋すぎて散々だった、
岩国の木工団地波止にリベンジに行くことになりました。
   
リベンジ釣りメイトは稲田裕俊さん(稲さん)。
木材港は人気の釣り場だけど、なんと7時過ぎに到着したら、
どうやら私たちが1番乗りで、お好きな釣り座をどうぞ状態!!
てことで、
前回のリベンジなので、前回と同じ波止の真ん中へんで釣ることに決定!



いざ釣り開始。
前回もそうだったのですが、この日も風が強く、上潮がすべりまくり。
しかも、足元にはエイがヒラヒラと優雅に泳いでいます…。
   
今日は魚が釣れるか心配じゃねと稲さんと話しながら、
仕掛けを投げていました。
    
底潮は動いていないので、ガン玉を4点打ちし、コマセを杓で固めまくって
上潮ゾーンを回避しようととりあえず努力をしてみること1時間半。
稲さんはドライバーだったため、朝ご飯を食べていないので休憩モードに入り、
隣で朝ご飯食べているというのんびり釣り場に事件発生!!
                   
正面に投げていた仕掛けのラインがちょっと不自然に動きました。
早速、稲さん、何か魚が触った~~!!と嬉しい報告。
どうせ、フグよねと、最近の釣行で撃沈した私たちなので、
マイナス思考全開で稲さんがパンを食べながらのんびりと見ていたけど、
まぁ、フグでもこの何もない状態よりはましだわ~と思い、ラインに集中。
                
そして、ラインがヒュッときたので、本あたりがきた~ってあわせたら、
何だかチヌっぽいです。
稲さん、こりゃ絶対チヌだわ~~と、
張り切って巻いて念願のおチヌ様を浮かせたら...
小さっ。
               
でも、もしかしたら、この日はこのチビチヌ1枚かもしれないので、
とりあえずおチビさんと記念写真を撮ってもらいました。



チビじゃんか~~と、
大笑いしていた稲さんだけど、
いつの間にやら、パンを竿に変えて釣りを再開していました(笑)
            
そして、さすが稲さん!
稲さんもこのチビチヌからちょっとしたら、
おっ、何かきたで~~と
竿をしならせてました。



見ていたら、何だかとってもパワフル。羨ましい!!
しかも、体高もあるし、超ご立派!!
やったね、稲さん。
稲さんの使用した針はSSチヌ1号です。


              

 

    
多分、チビチヌから時合のような気がします。
潮が緩んできていたので、ガン玉を2つにして、流していたのですが、
稲さんがやり取りをしている間に、私もあたりがきました。
   
今度のは引く引く~!!



足元まできた時に見たら、2枚目は間違いなくチビじゃないっ。
そして、ここ最近釣れたチヌの中では、良型のチヌが釣れましたーー!!


もう、このチヌが釣れたので、一安心。
何だか楽しくなってきました。
    
この後、更に、あたりがあり、魚が警戒しているのか、あたりが小さく、
魚のやる気が出るまでジトっと待っていたら、
3度目のあたりが大きく、あわせてみたら、これがドンっと重く、
一瞬でダッシュされ、何と道糸から切れてしまいました。
                       
この1.75号の道糸は替えたばっかりだったので、
チヌのやり取りで擦れてしまったのでしょうか。
               
この時が9時40分くらい。
この日は、フカセ釣りを始めたばかりの
釣り友のゆきちゃんがJRに乗ってここまで来るらしく、
稲さんは近くの岩国駅まで迎えに行かなくてはいけないので、
とりあえず釣りを中断し、迎えに行きました
                
このチヌの時合の前に、後から来た他にいた釣り人さんたちは
この二枚潮と強風で釣りを諦めて、帰っていて誰もいないし、
荷物の番もあるので、私はここに残りました。
              
時合よ続け~~と
願いながら一人で投げていたけど、潮がまた元のひどい二枚潮に戻り、
もしかしたら時合は終わったんかな...とちょっとガッカリ。
    
また...前回と同じガン玉4点打ちで、二枚潮を乗り越えようと
正面に投げて仕掛けをなじませていたら、またラインが動き、
もしかしたら3枚目??
心に気合を注入。
    
あたり2回目が少しラインの動きが速かったので、
あわせてみたら、
さっきみたいに、ドーンときました。
    
今度は逃がさんよ~!!と、
ドラグを更に緩めて、ちょっとだけ魚の好きにさせてみたら、
グーンと沖へ走って行きます。
    
いけんいけん、調子に乗られたら、阿多田島まで行かれるわと
大袈裟に思いながら、ちょっとドラグを締めて魚具合をみたら、

あ!! 何とか巻けるかも~と、
魚の油断をついて巻き巻き。
     
巻いている途中で、また魚が怒りだし、慌ててドラグを少し緩める...。
しばらく同じような繰り返しをしていて、段々と魚が一息つくのが多くなってきた
ような感じなので、ほんの少しドラグを緩めただけで、
ゴリ巻きで寄せてきました。
    
足元は敷石なので、敷石より前に浮かせないと敷石にひっつきそう。
敷石前でまた沖にちょっと出たり近寄せたりとまた格闘があり、
ようやく2度ほど浮き上げることができて、なんとか浮かせたまま
敷石ゾーンまで寄せてきました。竿が0号なので、この作業も大変。
   
大型のチヌか元気な真鯛と思いきや...
    
何だか灰色の座布団みたいな魚が上がってきて、
予想外の魚になんなんだろ...と
頭の中ははてなだらけ。
    
とにかくここでばれたら、今までの苦労が水の泡なので、
慎重にタモ入れをし、今度はずっしりと重たいタモを引き上げるので四苦八苦。
    
引き上げた魚は…なんなんかな?
   
とにかく灰色で口がくちばしみたいに真っ黒。
初めて見る魚で何だかわからないので、メールで聞いてみたら
なんと、石鯛だと判明しました。
     
石鯛って、サンバソウしか見たことなかったのですが、
雄でそこそこ年を重ねた石鯛は縞がなくなり、口が黒くなるそうで、
クチグロとも呼ばれているそうです。
    
放心状態で、その後も惰性で仕掛けを投げていたら、
稲さんがゆきちゃんを連れて戻ってきました。
   
2人が魚を見せてくれって
大騒ぎするので、また得意になって、スカリに入れていた石鯛を披露。
この石鯛は、なんと50.2cmありました。



私はもはや燃え尽き症候群になっていたけど、
見学だけのつもりだったゆきちゃんはやる気満々になってきたみたい。
   
私も投げる~と
練習宣言をし、竿を出すことになりました。
    
てことで、私たちがいたところは、風が強いので、
初心者ゆきちゃんの投げる練習にはちょっと難しいかも。
   
その後あたりもないということで、もしかしたら、
また潮が緩むかもしれないけど、とりあえず場所移動をしようと
ここら辺の釣り場に詳しい稲さんが提案。
風裏の近くにある護岸に移動しました。



移動後に、ちょうどお昼なのでのんびり3人でランチタイム。
私は、昼から用があったので帰ることになっていたので、
とりあえず納竿です。
午前中までの釣果でしたが、
予想外の釣果に今でも心臓がドキドキします。本当にラッキーでした。



ゆきちゃんは、ランチ後、ずっと投げる練習をしていたそうです。


もう、結構、遠投できるようになっているので、
これからのチヌシーズンが楽しみですね。
    
今回使用した針はずっとネリエ&コーン1号です。
石鯛の口の中でガッシリとかかっていて、本当にいい仕事をしてくれました。
       

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