2017年3月31日金曜日

鹿児島県上甑島「里」の クロ釣り






 投稿者名 柿添 賢さん
 お住まい    -
 天候 強風とウネリのち微風
 日時 平成29年03月16日(日)
 釣り場 鹿児島県 上甑島 里
 釣り方  全層フカセ釣り
 魚種 口太グレ35~40cm 尾長グレ43cm
 使用したハリ 凄腕グレ5~6号


3月も後半近くになり
そろそろ寒グロも終盤なので最後にクロを狙いに16日に里に行った。
             
石原船長に
針にオキアミを付けて海に投げたら釣れるところにおねがいしま~す。
と言うと船長から
了解。との返事が返ってきた。((笑))
                  
午前4時、蝶栄丸で里へ向かった。
里へ着くと前日の低気圧の影響で風とウネリが残っている。
             
瀬付けが始まり
私は松島のヘタママコに瀬上がりしたが予想以上に
風が強く吹き付け沖側からしぶきが掛かってくる。
          
今日は風が強いので
ヒロキューの新鮮なオキアミ1角とグレゼロと
アドバンスグレを各1袋固めにしっかり混ぜ込んだ。
        
ツケエサは生イキ君と生イキ君のムキミを用意した。
上げ潮がいい感じに流れているが
水温の低下のせいか産卵のせいかエサ取りの姿すら見えない。
             
食い渋りの状況を考慮し針は金龍針 凄腕グレ5号をチョイスした。

http://www.kinryu-hline.co.jp/shop/?p=9


クロの活性が低いときに吸い込み、刺さりも良く信頼できる針です。
しばらくはツケエサが残ってくる状態が続いたが、撒き餌さが効いてくると
釣れ始めたが35cmほどの地グロばかり。
         
その内、風も納まってきたので沖向きで竿を出してみる。
正面に仕掛けを投入し左に流れて行き、後ろからの流れと交わるところで
仕掛けが竿1本ほどは入ったところでクロが当たって来る。
            


同じ要領で35~40cmまでの地グロを9枚ほど追加した。
               
今度は尾長グレを一発狙ってみることにした。
針を凄腕グレ6号に変更する。
       
釣り座を内側向きに構え、仕掛けを先端の張り出した方へ流してみる。
狙い通りに数投目に強烈なアタリに見舞われた。
ラインが走り穂先を引ったくって行く。
    
キーンと糸鳴りが響き最高の瞬間がきた。
                  
しっかり尾長の重量を感じ一旦は瀬から離したが
ラインが沈み瀬に触れ穂先が空を切った。
納竿まで残り後30分、気を取り直し再び仕掛けを投入し
仕掛が1本ちょっと入ったところで再びラインが走った。
          
合わせを入れ竿を立てるとグイグイしめ込んできた。
先程の引きではないが抵抗してくる。
  



        
沈み瀬に触れないように素早く浮かせタモに納めた。
針もがっちり刺さり凄腕グレの強度の良さに自信が持てます。
小さいが待望の43cmの綺麗な尾長グロでした。


迎えの船に乗って船長に
針にオキアミを付けて海に投げたら釣れたよ!
と報告した。(笑)
              
そろそろ寒グロも終盤だがまだまだの上甑島 里のクロ釣りが続きそうだ。

2017年3月21日火曜日

千葉県館山市 洲崎地磯のクロダイ&メジナ










 投稿者名 小山好明さん(TEAMウキ工房千葉支部)
 お住まい 千葉県袖ケ浦市
 天候 晴れ
 日時 平成293月11日(土)
 釣り場 千葉県館山市 洲崎地磯
 釣り方 フカセ釣り
 魚種 黒鯛 45cm・メジナ39cm
 使用したハリ 勝負ちぬ 1号




この日は黒鯛の乗っ込みが始まったと情報が入り、
週末に洲崎の地磯に仲間2人と釣行して来ました。
         
当日午前中は北よりの風、午後から南西の風に変わる
との事だったので迷わず洲崎の風裏に当たる地磯を
選び支度を済ませ到着してみると
若干の濁りがあり釣れる予感がします。





ここは全体的に砂地と海藻が入り組んだ場所で、
私は足元の根際をひたすら攻め続けます。
          
するとウキが根際の奥深くにゆっくり
沈み合わせると黒鯛特有の引き、十分引きを味わい
浅瀬に引き寄せ無事にタモ入れ! 





















計測すると45cmの綺麗な黒鯛! 



続けて体高のあるメジナが釣れ、粘るもその後は続かず
この日の釣りは納竿としました。






信頼のおける針で狙った魚が釣れとても満足のいく釣行となりました。

2017年3月15日水曜日

広島県 江田島の筏 チヌ&カレイ








 投稿者名 大野純子さん
 お住まい 広島県
 天候 晴れ
 日時 平成29年03月04日(土)
 釣り場 広島県 江田島の筏
 釣り方 フカセ釣り
 魚種 チヌとカレイ
 使用したハリ 勝負チヌSS 2号


今回の釣りは江田島の山岡水産さんにお世話になることになりました。
筏でのフカセ釣りです。
         
友達2人と一緒に行くことになりました。
出航は6時30分でしたが、ちょっと早目に到着したので、
早々に出港場所の砂浜に荷物を移動させながら、しばしのんびり。
                      
今回、友人が筏デビューなので、筏は足場のいい屋形筏が予約されていました。
これが、今回私たちが渡してもらう予定の屋形筏です。
トイレ、テーブル完備で、筏初心者にはうってつけですよ。






筏デビューの友人は、もちろん渡船に乗るのも初なので、
酔い止めを飲んだ方がいいかとか、色々心配していたけど、
この日はとても穏やかな江田内。
江田内クルージングみたいな感じで、最初は船の一部を握りしめていた友人も
ちょっとしたら慣れていたみたいです。




実はこの日、釣り用グローブを忘れてしまい、
山岡水産さんに軍手を頂いておりました(笑)
              
筏に到着したら、まずはカレイ仕掛け作り。
今回は車一台で乗り合わせなので荷物は少な目にということで、
カレイ竿は3本だけ持参です。
餌はコスパ重視で青虫のみ。
屋形筏の隣に牡蠣付き筏が連結されているので、
その間にそれぞれ仕掛けを落としておきました。



今回も、
以前にフカセ釣りで
余った冷凍チヌコマセを
カレイ用に1袋持参。
マゼスコで
ドボンドボンと
カレイ仕掛けを
落としたところに
撒き餌をして、
今度はチヌの
仕掛け作り。



これまでの筏で、ベタ底で釣れていないという教訓から、
底にドスンドスンと落とさずに、濁り重視にしてみました。
近所のヌカハウスで無料でゲットしたヌカも
たっぷりブレンドされています。
仕掛けは道糸1.75号、ハリス1.2号、浮きはL0号、
針は金龍針勝負ちぬSS2号を使用しました。






屋形筏の後ろ側に牡蠣付き筏があり、潮が正面に出て行く潮だったので、
屋形筏の左側に行き、牡蠣筏の前から仕掛けを
ソヨソヨと流して行く感じにしました。





















でも...流せども流せどもちっともあたりがないという…。
あんまり潮が動いていないので、ガンダマを1つ外し、
ゆっくりゆっくり流していくも、フグすら見向きもしてくれません。
他の2人も、全くあたりがないらしく、小潮で満潮が13時という
絶好の日なのに、なんなん~って感じです。
オキアミなんて、こんな感じで魚たちに全く突かれず戻ってきます。


水温も低くないので、オキアミも白くなっていないですね。
そしてカレイも今までは割と朝一番に釣れることが多かったのに、
カレイチェックをするとまったく青虫はつつかれていない状態...。
                   
何だかこの日は魚っ気があんまりないような気がします。
10時30分くらいに、1本の竿がしなっていたので、上げてみたら、お決まりのフグ...




しかもでかいっ!!
友人が、フグやーんって大笑いしている中、
あれでも この日は魚っ気がなかったからフグが釣れただけでも、
何だかテンションが上がり、新たな青虫を付けて投入。
                         
そして一息ついたら、隣のカレイ竿に反応あり!!

もしかしたらちょっと前に釣れたフグの相方かなと思ったら、
筏の隙間から見えた魚は、ヒラヒラっとしていてどうやらカレイみたい!
牡蠣ゾーンと筏の下の発泡スチロールゾーンが
ちょっとした障害物ゾーンなので、慎重に慎重に巻いていき、
               
ゲットしましたカレイっ!!




これで、手ぶらで帰ることはなくなった安心感って相当なもんでした。
フグ、カレイと続けて釣れたので、
もしかしたらそろそろ満潮前のゴールデンタイム突入??
                
また青虫を付けて、
コマセをドボンドボンと落としてから、急いでチヌ釣り座に戻りました。
               
でも...チヌは相変わらずアタリなし...。
おチヌ様はオキアミも練り餌、コーンもサナギも全くお気に召さないみたいです。
         
11時くらいから、
潮が屋形を正面に見て、左に流れるようになったので、
屋形筏の正面に場所移動しました。
     
上潮はちょっと速めに流れているけど、
下の方の潮は緩やかに左に流れている感じ。
コマセをかなり撒きまくって流していくも、やはりあたりはなく、
ほんとチヌたちはどこに行ったんだろうと悩むばかり。
                  
それでも、チヌ1枚は釣りたいっと張り切っていましたが...
カレイも同時進行していたので、カレイチェックも時々しないといけません。
     
竿2本分くらい仕掛けを落とし、置き竿をしてカレイチェックに行きました。
1本のカレイ竿がかなりしなっていたので、
ドキドキしながら巻いていったら、
これがかなり重たいっ!!






偏光グラスを
かけていたので、
牡蠣ゾーンの下も
見えたのですが、
でっかいカレイが
かかっていますっ











今シーズンのカレイは遅れているらしくずっと微妙サイズだったのですが、
このカレイはかなりの大物とみました。
                
ズンチャズンチャと暴れまくっていた大物は、
途中、発泡スチロールにひっかかり、何とか軌道修正しようと
四苦八苦しましたが、大型カレイ様は針が外れて
ヒラヒラと海の底にお帰りになられました。

  
そんな時、置き竿がガタっと音を立てたので、急いでチヌ竿のところに走りました。
急いで竿を持ち、早速、やり取り開始っ!!



このチヌ、巻き始めは暴れて、結構な力を感じたけど...
でも、浮いてきたらなんとチヌが力尽きてきました。




チヌは、もしかしたら突然死でもしたのかと心配したくらい、
プカーっと横たわって浮いてきた感じです。
                 
タモですくってもそんなにジタバタせず、
お疲れモードのチヌは見た感じのっこみモードのようだったけど、
体はペラッペラで紙みたい。どうやら産卵後??




それでも、本命にチヌゲットで嬉しさはかなりのもんでしたっ。
心の底から良かった~~と思った瞬間です。
     
この時が12時30分くらい。満潮までもう少し!!
ゴールデンタイムということで、
この後、サイズダウンしたカレイも釣れたし、
お呼でないサイズアップしたフグも釣れたし、
筏がちょっと賑やかになりました。
   
そして、12時50分。
道糸を押さえながら、少しずつ、少しずつ流していったら、
トンっと竿先が動きました。
            
わっ、前あたり??
     
と、ドキドキしながらちょっとラインを出し、様子を見ていたら、
思い切ってパクっときましたっ。
   
このチヌはめっちゃ元気。
      
かかってから、浮かせてくるまで首を振って暴れまくり。


暴れん坊は、友人2人が応援してくれている中、
ようやく上がってきましたっ。
    
1枚目がペラッペラだったのに、
2枚目のチヌは肉厚!!
   
このチヌものっこみに入っていました。





針は
こんな感じで
かかって
いました。

















このチヌが釣れたのが13時過ぎくらい。
それからは、潮が下げモードに入り、
またあたりのない残念な時間が続きました...。
                 
時間延長をして、15時まで粘りましたが、残念!!     
     
ただ、納竿した後、余ったコマセをカレイ仕掛けの上から撒き、
チヌ道具を片付けた後、カレイ仕掛けチェックをしたら、
ラストに1枚カレイを追加できました。
       
ラストカレイはもっとサイズダウンしましたけど...。
     
船長の息子さんが言われるには、
今年のカレイはまだまだ型が小さいとのこと。
              
そうやって聞くと、この日ばらした大型カレイが悔やまれますね。
今回、友人たちは、残念な感じとなったけど、
筏と渡船初、しかもフカセ釣りを始めて間がない友人は
今回の筏でかなり投げとか コマセの撒き方とか練習をしまくり、
帰る頃にはものすごく上達していました。
次の釣行が楽しみですね!
               
毎年3月は私は釣果はあまりよくないのですが、
渋い中での釣行で結果が出ると本当に嬉しいかぎりです。
以上、渋い筏でのチヌ&カレイ釣りレポートでした。
       
次回頑張りますっ。


2017年3月8日水曜日

茨城県 鹿島港でのクロダイ釣り








 投稿者名 黒澤一天さん
 お住まい 茨城県
 天候 晴れのち曇り 水温13 ℃ 潮  小潮波なし
 日時 平成29年03月05日(日)
 釣り場 鹿島港中央公共埠頭
 釣り方 ウキフカセ釣り
 魚種 クロダイ 49cm
 使用したハリ  勝負ちぬSS2号


今年の茨城県は例年に比べ、
水温が一桁にならず11~13℃付近を維持していて
冬~初春のクロダイ釣りにはとても良い水温になっています。
    
 

                   
今回の釣場は鹿島港の中央公共埠頭で竿を出しました!
金龍鉤スペシャルスタッフ・ウキ工房茨城支部で
私の師匠である伊藤さんからも  
年始めの1月から初春ぐらいにここの釣場は良く釣れ、
この時期特有の強い西風もある程度交わすことができる釣場だと
以前からアドバイスを受けており、
                     
今年に入り何度か釣行をしていて、なかなか釣果に結び付かず
足踏みをしている中、
今回はウキ工房茨城支部の石川くんとリベンジをかね釣行しました。
                               
ここ最近の波止全体の釣果は平均的に45cm以上の魚が
高確率で釣れていてとても期待できる釣果です!
                     
釣座(波止)正面から吹いていた北東の風に悩まされながらも
どうにか仕掛けを送り込み、お昼頃にファーストヒットをとらえたのは石川くんです。
アイナメとカレイを連続ヒット!
                         
石川くんが使用していた「金龍鉤 勝負ちぬ 2号」は
ガッチリ魚のかんぬきにフッキングされていて、あれでは魚も逃げられません。
                       



サイズが少し小さめだったのでリリースしましたが、
根魚・カレイ・ヒラメなども良く釣れ魚影の濃い釣場です!
                
                    
それからすぐに私のウキにも前アタリが出ます!
間髪入れずにウキが消し込み、ラインが引ったくられグングン走りだします!
良型間違いなしのクロダイの力強い引きです!
                 
釣座の左側にある沈み根を交わし、沖に走らせる事ができたので
沖で浮かせ波止なので無理をせず
石川くんがアシストしてくれたタモに無事収まります!
        

惜しくも50cmを切ってしまいましたが、キレイな縦じまのあるクロダイ49cm!
         
今回私が使用していた針は「勝負ちぬSS 2号」
ガッチリかんぬきにフッキングされていて安心してやりとりできる針です。


この針特有の短い袖のお陰でこの時期、食い渋っているクロダイには
とても有効で良く使用している信頼が置ける針です。

   

この日は波止全体でこの1枚しか出ない、
とても渋い釣果でしたが貴重な釣果を出せて良かったです。
           
今年は水温が落ちきらないまま春を迎えそうなので、
現在でもしぶといエサ取りがますます元気になり釣果を出すのが
難しくなりますが金龍鉤の針を使いこなし良い釣果を出して行きたいと思っています!
                
                                   
私のブログでもこの日の釣行をアップしていますのでよろしくお願いします。
黒澤一天の…『クロダイ修業!?一天勝負!!』
http://blog.goo.ne.jp/03220429















鹿児島県 南大隅町佐多 間泊港 クヌギのクロ釣り








 投稿者名 朝倉 洋明さん
 お住まい 鹿児島県
 天候 晴れ
 日時 平成29年02月25日(土)
 釣り場 鹿児島県南大隅佐多 間泊港 クヌギ  
 釣り方 フカセ釣り
  魚種 クロ37㎝~49㎝ 10枚 
 使用したハリ 勝負グレ早掛け 4号~5号

今回は、久しぶりの単独釣行になります。
                
当日、間泊港に着くと多くの釣り人で賑わっていた。
               
午前6時に出港し次々に釣り人を降ろし、戸崎を過ぎ
一番最後に私の名前を呼ばれ
「朝倉さん、クヌギに降りらんね」
「ラッキー」
              
              


ここ最近調子の良い瀬、すぐに上礁した。
早々マキエサ作りに取り掛かった。
                  
今回準備したのが、オキアミ1角に、マルキューの集魚材、グレパワー一袋に、
イワシパワーグレ半袋に、パン粉1キロを混ぜ合わせる。
                
次に仕掛けの準備に取り掛かる、
釣研のウキフローズ01号を使用し、
ハリはキンリュウの勝負グレ早掛け4号をセットした。
                   
全遊動仕掛けを準備した。
 

http://www.kinryu-hline.co.jp/shop/?p=1220


               
午前7時すぎ釣開始。
今日は大潮、今の時間帯は満潮いっぱい、さすがに瀬の先端方向から
強い風が吹き、風の影響の少ない奥まった所で竿を出す。
             
準備していたマキエを瀬際に撒くと、潮は沖に流れず
手前に当て潮のようだ。
               
段々時間が経つにつれて潮がゆっくりと左から右へと変わる。
                     
仕掛けを左側5m先に入れて、マキエサも潮上に入れて流すと、
ウキがシモリ、初めラインを少し張りながらウキを見ていると
微かに反応が合ったのでアワセを入れると、
素ハリをひてしまった。
                
          
「クロ?」
次も同じように仕掛けを入れると、
ウキに反応が一呼吸してからアワセを入れると
竿は一瞬に大きく曲がり 
リールのドラックが「ジッィジッィジッーィ」
と鳴り出し、
ドラックを締めると竿をのされるので
リールのレバーを緩めて道糸を出すと、
勢いが突いた魚は止まらず
渾身の力で竿を溜めると竿は天を仰いだ・・・。

                

                  
「残念 今日最初の引きはデカバンのクロ?」
          
ハリスをワンランクアップして1.7号に、
ハリは勝負グレ早掛けの5号に変更した。
          
             
先程の同じポイントにマキエサと仕掛けを入れると、
ウキがシモリ初め、ウキに反応があるが、
食いが悪いので一呼吸してからアワセを入れると
竿は一瞬に大きく曲がり
リールのドラックが「ジッィジッィジッーィ」
と鳴り出し、ドラックを締めると
さらに竿が大きく曲がり、リールのレバーを
強く握り竿で溜めると魚体は右側の沈みに一直線、
               
慎重にライン操作で沈みを交わすと
海中からブルーの魚体「クロ・デカイ」
        
慎重に×2浮かすと50cm近いクロを一発でタモ網に収めた。
      
「ヨッシャー」
             


             
すぐメジャーで測ると49cm 
50cmに1㎝届かず少し残念。
                     
2枚目を狙うが後が続かないし 北西風が強いので、
釣り座を10m程奥に移動して、仕掛けを全遊動から、
釣研のウキゼクトのBをセットした半遊動仕掛けに、
ハリは勝負グレ早掛け5号を使用して、
釣棚を3ヒロから竿1本で狙うと
37㎝から45㎝のクロを8枚追加した。
             
  


時間もお昼を回ると潮も干潮になり
ウキに反応が無くなったが、後30分粘ろうと思い、
  マキエサを大量に撒き、
ウキの上にもマキエサをかぶして流すと、
一瞬ウキから目を離すと、
リールのベールからラインが指を弾いた。
    
「オーット・来た!!」
             
リールのベールを戻すと竿は大きく曲がり
慎重にやり取りをすると魚は沈み瀬の方へ一直線、
ライン操作で交わし浮かすと
「これもデカイ・クロ」
  
慎重にタモ網に収めた。
「ヨッシャー」
        


メジャーで測ると48㎝
            









































「今日は、ついている」
       
                 
久々に気分が良いので、ここで納竿とした。 

釣りは楽しいですね。









2017年3月1日水曜日

鹿児島県 南大隅町佐多間泊港 クズレのクロ釣り










 投稿者名 朝倉 洋明さん
 お住まい 鹿児島県
 天候 くもり のち 晴れ
 日時 平成29年02月12日(日)
 釣り場 鹿児島県南大隅佐多 間泊港 クズレ  
 釣り方 フカセ釣り
  魚種 クロ30cm~50cm 
 使用したハリ 勝負早掛け6号~5号 グレトーナメント5号(車田君)




  2月に入り、釣行計画を釣友と立てて、連休の2月11日に決めたが、
天気予報は週末に今年最大級の寒冷前線が南下すると聞き、
テンションが下がる。
    
鹿児島県の薩摩地方も雪が積もり、私が住む大隅半島も、
山間部では雪が積もり平地では微かに雪を見ることが出来た。

      
釣行2日前に渡船に電話を入れると、11日は時化るし、
道路の凍結が心配で船は出せないが。翌日はOK。
                
当日の朝、釣友の車田さんと間泊港へ。
午前6時になると今回お世話になる渡船(若吉丸)が出船した。
次々と釣り客を降ろし 最後に私たちの名前を呼ばれ、磯を見ながら
船を走らせ佐多辺塚魚港近くのクヌギ瀬に上礁した。

       
まず、最初にマキエサ作りに入り、
生オキアミ1角に、集魚材1袋にパン粉1Kgを混ぜて、
軽めのマキエサをつくる。次に仕掛けを準備する、
魚の居る棚が分からないので、釣研のウキフローズの01号を使用し、
ハリはキンリュウの勝負グレ早掛けの6号を使い(最近お気に入り)、
上から底まで探れる全遊動仕掛けを作る。


http://www.kinryu-hline.co.jp/shop/?p=1220


http://www.kinryu-hline.co.jp/shop/?p=50




まず、最初は船着けの裏側に陣取りマキエサを撒き、
仕掛けを磯際から上から下まで探るが、反応がない。
下げ潮が動き出すと、潮が当て潮に変わると釣りづらくなり。
 
 
釣座を船付けに移動して一投目、30cmオーバーのクチブト君、
取り合えずボウズは逃れた。マキエサが効きだすと、
エサ取りのチョウチョウが一面に湧き、一投ごと掛ってくるし、
おまけに北西風が強く釣りづらい。釣座を表と裏を行ったり来たり
繰り返し段々とテンションが下がり諦めムード。



     
時間も1時が廻りエサ取りの少ない
船付けの裏で勝負を決めることに、ここで粘ることと決めた。

    
瀬際に大量のマキエサを撒き、瀬際から仕掛けを流すと
足裏のオナガがアタリ出した。
「これは、いけるんじゃない」
と思った瞬間 同じように流した仕掛けのウキが一瞬に消え
アワセを入れると道糸がタカギレを起こした


「これは、デカイ」
でもクロじゃなく、サンノジのデカバンかも。


仕掛けを作りなおし
ハリだけワンサイズ下の勝負グレ早掛けの5号に変えて
仕掛けを10m先に入れると風が一瞬収まり仕掛けも沖側に流れると、
横で竿を出していた車田君が
「ヨッシャー・来た、デカイ」


慎重にやり取りをして浮かしたクロは、
見るからに50cmオーバー、慎重にタモ網に収めた。



「車田君、おめでとう、よかった」
自分も責めて40cmオーバーがほしいと思って、
同じポイントに仕掛けを入れると、仕掛けが馴染むと
ウキがシモリ始めラインを張りながら竿先を見ていると、
ラインの角度が変わった瞬間竿先がツッツッと動きラインが指を弾いた
「ヨッシャー・来た・俺にも来た」


リールのベールを戻し竿は大きく曲がり心地よい引き、
竿は叩かずクロの予感、魚は沈みの際へ走るので、
竿のためを生かして魚を浮かしに掛るとブルーの魚体が確認とれ、
テンションが上がる、瀬際の突っ込みを交わし
慎重にタモ網に収めたのは40cmオーバーのクロで、
思わずガッツポーズが飛び出した。



「やったー」
後ろで見ていた車田君「良かったなー朝倉君」ありがたいお言葉。
タモに収まったクロを見ると上あごにガッリ勝負早掛けが掛りしていた。
さすがお気に入りのハリだ。二人ともサイズを計ると、
車田君50cmピッタリ、私47cm。
時間が無いので、すぐさま釣座にもどり仕掛けを入れると
正面より強い風が吹き、潮と同じ方向に流れなくなり、
アタリも無くなり午後2時過ぎ納竿とした。 



勝負は、風と潮が沖方向に流れた10分間だけ。