2015年1月20日火曜日

鹿児島県 南さつま市坊 「三枚瀬」のグレ釣り







 投稿者名 上木原盛行さん
 お住まい 鹿児島県鹿児島市
 天候 晴、水温17度、中潮、波高2後1,5m
 日時 平成27年1月18日(日)
 釣り場 鹿児島県南さつま市坊 「三枚瀬」     
 釣り方 フカセ釣り
  魚種 グレ32~47cm キープ7枚 
 使用したハリ 凄腕グレ3~5号 グレスペシャルヒネリ5号



最近、調子のいい南さつまへ行ってきました。

最近、調子のいい南さつまへ行ってきました。
当日は無風、凪予報でしたが前日までの大風で
少しうねりが気になる程度で出港。
寒グレは地寄りの方が勝負になると個人的には考えているので
港から4番目に地寄りの「三枚瀬」に乗せてもらいました。





天気も良く、釣り日和には違いないのですが
やはりうねりが残っており
乗せてもらった三枚瀬は大サラシ…















マキエも作り終わり、いざ釣りを始めてみたものの
生え根と大サラシのWパンチでなかなか釣りにならず悪戦苦闘。

うねりが収まりだした9時頃からやっと釣りらしくなり、
まずは浅ダナでサラシの中、切れ目等、丹念に探っていきます。


浮力Bのウキでタナを2ヒロ半に設定し、マキエを打ち、仕掛けを投入。
最初に使用した針はグレスペシャルヒネリ5号。

昔から信頼している針の1つです。
仕掛けが馴染んだらマキエをかぶせ、様子を見ます。
ウキがジワジワと入っていき、軽く張って誘ってみると
スパッとウキが消しこみました!

幸先良く小型でしたが28cmのグレでした。

ここからほぼ同じパターンで同サイズのグレが食ってくれるのですが
なかなかサイズアップにつながらないのでこのポイントに見切りを付け、
サラシから外れた場所にある海溝を狙いました。


タナを3ヒロにし、海溝付近を流してみると潮が入っているのか
ウキがシモっていくポイントを発見。
エサも取られるので何かが潜んでいるのは間違いないと
重点的に攻めてみました。

ウキが少しずつ入っていきウキが見えなくなるかな
というくらいのところで
ガツンと本日初の大きなアタリ!


生え根を交わし慎重にやり取りしタモに納めたのは45cmのグレでした。

このすぐ後に同じパターンで34cmを追加し、
ヒットパターンをほぼ掴みました。
11時頃からは、うねりもほぼなくなってきたので仕掛を軽めに変更。
浮力を0のウキに変更し、ガン玉7号を2段打ちしました。


グレが
グレスペシャルヒネリを
飲んでいたので
(基本そういうハリなので
仕方ありません)

手返しの速さも考慮し、
刺さり重視の
凄腕グレ5号に変えました。




仕掛変更1投目。
今までと同じように仕掛けを流し、様子を見ると潜っていくウキが
少し加速したように見えたところで止まってしまったので
仕掛を回収してみると、やはりグレの仕業と思える
エサの取られ方をしていました。(オキアミの殻だけ残っている)

仕掛け変更2投目。
ハリを凄腕グレ5号から同4号に変更し、仕掛け投入。
同じように潜行していくウキを注意深く見ながらラインを軽く張り、
穂先に集中して待っていると
またまたガツン!


予想していたより大きな引きにびっくりしながらも
落ち着いてやり取りをして無事タモ入れ。


























本日最大の47cmのグレを仕留めることができました。

この後も納竿までの間、タナは若干変わりましたが、
同じ仕掛けで竿はストレスを受けない程度に曲がってくれました。
ただ釣れた数の割にサイズがなかなか出なかったのが心残りです…






結局30cm以下
(約10枚)はリリース。
32~47cmを7枚
お土産に
持ち帰る事が出来ました。
































2015年1月16日金曜日

千葉県 内房・勝山沖磯 メジナのフカセ釣り







 投稿者名 赤嶺鉄平さん
 お住まい 千葉県八千代市
 天候 晴れ 小潮 北西の風強く、うねり伴う 
 日時 2015年1月12日(祝)
 釣り場 千葉県 内房・勝山沖磯(大ボケ)
 釣り方 フカセ釣り
 魚種 メジナ 25~34㎝ 20匹以上
 使用したハリ 勝負グレ4号、凄腕グレ4号



当日は北風が15m以上吹き荒れ、うねりも伴う海況でしたが、
場所限定で風裏となる磯へ渡ることができました。
 
釣り支度を終え、6 時半から釣りスタート!













まずは足元にコマセを打ち、エサ取りも含めた魚の活性を探る
ように磯際から攻めることに。針はメジナ釣りでは愛用している
オーソドックスな勝負グレ5号を使用しました。
   

足元にはこの時期でもスズメダイと海タナゴが湧き、狙いのタナ
までエサが届かない為、早々に沖狙いへ変更。
しかし当日は小潮で沖の潮がほとんど動かず、足元のエサ取りが
沖までエサを拾いに行く状況。それには40m以上の大遠投で対応。
何とかエサ取りを交わすことに成功。
その結果、25~28㎝までのメジナをポツポツと釣り、時合いを待つ
作戦としました。
時合いが来たのは満潮止まりの9時から1時間が経過した頃。
沖の潮が少し動きだしたことを見逃さず、沖40mラインの小さい
潮目周辺にコマセを重点的に打ち、小さいメジナを釣りながら、
30㎝のメジナが釣れたことで答えを導き出した。
 
この日のパターンは
「小型のメジナも釣りながら、良型を拾い上げる」ようだ。
答えを導きだしてからは、怒涛のメジナラッシュ!















ちょうど釣れ始めた頃に針も交換。
勝負グレ4号から凄腕グレ4号へ変えました。
凄腕グレは刺さり重視かつ(個人的には)魚に
違和感なく食わせられる針という印象があり、ここ一番!という時に
実力が発揮される針だと感じてます。
   


























結果的には釣りを終えた12時過ぎまで釣りまくり、34㎝のメジナを
筆頭に、30~34㎝を7匹、25~29㎝を20匹以上釣ることができました。
針を呑みこんだ魚だけをキープし、磯上がりとなりました。

まるで競技会のような釣りとなってしまいましたが、その日の食わせ
パターンを早めに見つけたことが良かったようです。
   

あと、凄腕グレを使うことで、バラす機会が少なく確実に魚を釣り
上げることも釣果を伸ばした要因だと思います。















2015年1月13日火曜日

柴原啓二氏監修の「凄腕グレ尾長」!!



































昨年末に発売された小生監修のキンリュウ「凄腕グレ尾長」、
鋭い刺さりと力強い安心感が釣り幅を広げてくれました。
47cmのオナガ、気持ちよくファイトしてくれましたよ。
(柴原氏 談)










愛媛県 宇和島 カセのかかり釣り







 投稿者名 毛利修也さん
 お住まい 岡山県備前市
 天候 晴れ
 日時 平成26年12月27日
 釣り場 愛媛県 宇和島
 釣り方 カセのかかり釣り
 魚種 クロダイ 他
 使用したハリ 勝負ちぬ MAX44センチ


中層でタイがずっといましたが、
底で粘っているとなんとか5枚釣れました。




























2015年1月5日月曜日

茨城県大洗町 祝町防波堤のクロダイ







 投稿者名 伊藤武さん
 お住まい 茨城県ひたちなか市
 天候 
 日時 平成26年12月28日
 釣り場 茨城県大洗町 祝町防波堤
 釣り方 ウキふかせ釣り(全層釣法)
 魚種 クロダイ
 使用したハリ 勝負チヌ ヒネリ



茨城県大洗町 祝町防波堤。
2014年の釣りも色々有りましたが、今年もあと残り僅かとなりました。
地元での竿納めの釣りも心に残る素晴らしい釣行となりました。
12月28日。海悠出版「磯投げ情報」のグラビア撮影を兼ねて
大洗町祝町防波堤に取材で行って来ました。


年末になると朝の冷え込みは厳しく、気温と海水の温度差から
靄が立ち込め海面をおおい、その水平線から立ち昇る朝日も綺麗で幻想的です。


編集部のK山氏は、
「伊豆は2℃でしたけれど、茨城に来たら-3℃でさすがに寒いですね!」
と茨城の極寒を肌身に感じているようでした…。


同行の黒澤くんとK山氏、私の3人で支度を済ませ
AM8:00頃に釣り場の祝町防波堤を目指しました。


釣り場の先端付近に到着後、先に用意をしていたY川さんグループと挨拶して
「取材であれば先に選んで下さい」と釣り座の優先権を気持ち良く譲って頂きました。
「Y川さん、ありがとうございます。」


釣り座を決めタックルとマキエサの準備に取り掛かりました。
マキエサは、オキアミ1.5kgにマルキューの
活きサナギミンチ激荒1袋、チヌパワーV10白チヌ1袋、爆寄せチヌ1/2袋
チヌの配合エサに加えて使うのがのりグレ。
防波堤には のりが多く付いているため波で千切れたのりをクロダイが捕食していると
考えのりグレを1/2袋加えて混ぜ合わせました。
付けエサは、くわせオキアミ スーパーハードLにくわせオキアミスペシャル
チヌをチョイスし練りエサの食い渋りイエローも用意しました。
ラインはゴーセンのリミテーション磯CXサスペンド1.75号を使用することが多いのですが、
ここ祝町防波堤は非情に起伏があり根ズレが考えられるためワンランク上げて
リミテーション磯CXサスペンド2号が巻いてあるスプールをセット。
ハリスは、強度に優れ根ズレに強いフロロファイターJUDE1.5号をトリプル8の字で直結。
ウキは、自重があり遠投ができポイントからズレにくい
ウキ工房のアルミエンスイ(オレンジ)5Bをセットしました。
ハリは、大型の出る釣り場のため大き目に設定し微妙な小さなアタリにも
掛けアワセてフッキングさせたいので勝負チヌ3号を結びました。


付けエサを丁寧に付けて2ヒロ半のウキ下でスタートしました。
ややあってフグが掛かりだし竿下で40cmのアイナメが竿を絞りました。
以前来た時以上に防波堤が崩れて、海底のイメージが変わった様です。
そのせいでクロダイの付くポイントもズレてしまっていました。
そこで、以前のポイントをイメージし沖のカケアガリのマウンド付近にある根を
探すため、遠投して潮を釣ることにしました。


仕掛けがポイントに入れば対流で沈み根周りを巻いて流れるはずである?!。
数投するとアルミエンスイが 少しもたれて膨らんで流れるポイントを確認でき、
たまにカラス貝の稚貝がハリに掛かって来ます。

私が思っていたポイントからは防波堤が崩れ立ち位置も変わったため
距離感が15m程手前にズレていたのであります。本命ポイントは15m程沖だったようでした…。
そうと判れば、そのポイントを集中して狙うことにしました。

ポイントから波で仕掛けが右側にずれるとアタリがでない状態でしたが
ウネリが入るタイミングで仕掛けが沖に引っ張られるとポイントの左沖側で
ウキを押さえ込むアタリが出始めました。
なかなか食い込まない状態なのでハリスをフロロファイターJUDE1.25号に下げ
食い渋りに対応します。

このポイントは、過去にも50を何枚も上げているポイントだけに?!
もしや良型クロダイかも?…。と頭を過りました。

1投1投集中して流します。すると潮位が下がったためか!
ウネリが抜けるとカケアガリの根周りの左沖側に泡が溜まりだし
泡が沖に流れ出しました。
ウキも潮筋をとらえ根をかすめカケアガリ付近に良い感じに流れて行くと
アルミエンスイが一瞬押さえ込まれ
視界からゆっくり海中に消えていきました。


アタリと確信しアワセを入れました。「バシッ!…。」

アワセが決まりやり取り開始です。
かなりの大型なのか?!
頭は振りますがなかなかタナが切れない!
ゆっくりトルクフルに抵抗しますが海底は起伏がありガチャガチャで
一瞬も気が抜けないやり取りになりました。一進一退!?…。
巻いては出され!
ストラクチャーを交わしギリギリの所でやり取り!
そしてぶり上げに掛かります。


がまかつのチヌスペシャル黒斬Tタイプも満月でクロダイを受け止め
ハリスのフロロファイターJUDE1.25号も耐えています。
クロダイも海底に戻ろうと必死反撃します。
時折ラインを通して根に当たっているのが分かります。
緊張の連続が続きますが徐々にウキが見えはじめ
1度クロダイの魚影が見えたとたん
編集部K山氏、黒澤くんも「デカイ!」と声が上がりました。
大型クロダイの姿を見たためか緊張感が増します!?…。
竿下に寄せにかかりますが!?
基礎ブロックが三段に海底に積まれ崩れたテトラやケーソンが待ち構えます。
「取れる!。」
「来い!来い!」
と自分の心で念じます。


その隙間を縫って一気に浮かせました。
浮いたクロダイは60cmはあろうかと言う超大型で
黒澤くんの差し出すタモに一発でランディング出来ました。
「ヨシ!取った!。」編集部のK山氏に向かい一言です…。
K山氏もファインダーから一部始終を見ていたためか興奮気味であります。
私も取材と言うこともあったためか超大型のクロダイに一言では
言い表せない興奮がありました。





















ハリスのフロロファイターJUDE1.25号も耐えてくれ
勝負チヌ(ひねりタイプ)も確りカンヌキにフッキングしています。



















そして興奮のおさまらない中取材の写真撮影をすませ
編集部とK山氏と確り握手を交わし取材は完了しました。

















何時も思う事なのだが、超大型のクロダイを釣り上げる出逢う確率は
非情に低いものがあります。それを可能にするのは道具であったり
マキエサであったりそれに携わる多くの人のお陰でもあります。
釣れる釣れない、大小問わず全力で真剣にクロダイ釣りに向き会う気持ちと
クロダイが釣れる豊かな海があり釣り場があると言う事に
何時も感謝したいと思っています。





 

検量の結果。
57.5cm3.77kg でありました。
この模様は、海悠出版「磯投げ情報」1月25日発売号にて御覧になってください。












 

2014年最後に地元の海で最高の納竿になりました。
2015年も宜しくお願い致します。